2023年3月12日、家庭教育相談士によるお話会がオンラインで開催されました。
今回も北は北海道から南は熊本県まで全国から不登校や子育てに悩む親御さんに集まっていただき、嬉しさと同時に、不登校が増えている現状に切なさを感じます。
今回はお話会に参加されたみなさんへのアンケート集計結果を発表したいと思います!
そもそも「お話会」とは
「お話会」とは、家庭教育推進協会所属の家庭教育相談士と、不登校の不安や悩みについてざっくばらんにお話しできる場所です。年に4回ほど開催しています。
家庭教育相談士は元不登校のお母さんも多いため、不登校の不安や悩みがどれほど辛いものか、孤独に感じるかもよく知っています。悩みを抱える参加者一人一人に寄り添い、子育ての大変さに共感しながら悩みを解きほぐしていきます。
また、同じ悩みを抱える親同士が集まる場を設けることで、不登校や引きこもりに関する情報交換や、親御さんが一人で悩まない「不登校の親が安心して相談できる場」を目指しています。
コロナ禍以前はリアルに会って開催していたのですが、コロナ禍以降はオンラインでの開催をしています。
お話会のオンライン開催も3年目となり、慣れてきたかな?と思っていても、パソコンやスマホ、タブレットなど色々な端末からアクセスできるのでマイクやカメラのトラブルは起きるものですね(^_^;)
初めて参加していただいた方を不安にさせてしまったかもしれませんが、あれは毎回です(笑)すみません。。
お話会参加者のアンケート結果
ざっくばらんに不登校に関するお悩みを相談できるお話会。
それでは早速、お話会にご参加いただいたみなさんのアンケート集計結果を見ていきましょう!
満足度
満足度 73%
お話会後のアンケートでは、参加者の満足度が73%となりました!
少し時間が短かったという回答を多くいただきましたので、次回の参考にさせていただきますm(__)m
お悩み内容
今回のお話会で皆さんの悩みをお聞きしました。
「不登校」…50%
「行き渋り」…15%
「親子のコミュニケーション」…15%
「夫婦関係」…10%
「復学後の不安」…5%
結果、50%以上の方が「不登校」に対するお悩みでした。
続いて「行き渋り・五月雨登校について」と「親子のコミニュケーションについて」という結果になりました。
不登校になると「学校に行くか行かないか」という話し合いが日常的に出てきます。
親子のコミニュケーションが取れていない状態では子どもの困り事もサポートしてあげられず、「何かしてあげたいけど出来ない」という苦しみを感じている親御さんが多い様です。
参加してよかったこと
家庭教育相談士の方に話を聞いてもらい、参加して良かったと感じたところをお聞きしました。
「相談士の話が聞けた」…38%
「丁寧に聞いてもらえた」…30%
「情報共有ができた」…19%
「聞きたいことが聞けた」…7%
「勇気づけてもらえた」…3%
「相談士の話」というのは、実際に不登校を乗り越えた家庭教育相談士の経験談を聞けて良かったという事だと思います。
家庭教育相談士はお子さんが不登校を経験し、家庭教育を学び親の対応を変えた事で復学をした方がほとんどです。
「朝起きない」「ゲームばかりしている」など「不登校の親が抱える悩み」というのは共通点も多いので、家庭教育相談士の話に共感出来て、勇気をもらえたのではないでしょうか。
次回参加について
そして今回のアンケートでは、何よりも、次回も【お話会】に参加したいと答えた方が全体の86%という回答には驚きです!
今回の【お話会】は予想を超える応募があり、すぐに定員に達してしまい、「参加申し込み出来なかった!」というお声をたくさんいただきました。
参加を楽しみにされていた方にはご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
大反響のお話会、次回は6月に「懇親会」と合わせて予定しておりますので、ブログやLINEのチェックお忘れなく!
「不登校の情報交換ができる「お話会」のご報告」まとめ
不登校の子の親御さんは、どうしても孤独を感じることも多いです。
しかし周りを見渡せば、同じように悩んでいる人、昔悩んでいた人は思っている以上に多いものです。
パートナー、親戚には相談しにくいことでも、似た境遇の人とは話しやすかったり、話すことで頭の中や気持ちが整理できてスッキリできることもありますよね。
たくさんの方に喜んでいただいているお話会は、今後も継続していく予定ですので、ご興味ある方はLINEやメルマガに登録して次回のお申込みもチェックしてくださいね!