新学期が始まりましたね!
毎年4・5月頃は不登校の子だけではなく、親御さんも「心機一転、登校出来ないかな?」「再登校のプレッシャーはかけない方が良いのだろうか…」等と気持ちが揺れ動く時期でもあります。
「親の私の気持ちが揺らいでいると、子どもにも伝わってしまう…」とどうにかしたいと思っていても、不安な気持ちはどうにも消化しにくいものですよね。
今回は親が4・5月に不安や悩みを抱えたときの考え方の一例をご紹介するとともに、不安や悩みを相談できるお話会開催のご連絡をさせて頂きます!
不登校の親が4・5月に抱えやすい心理
4・5月は1年のなかで1番変化が激しい季節のため、環境の変化からくる気持ちの揺らぎが大きいですよね。
ここでは4・5月に不登校の子の親御さんが抱えやすい悩みや心理ごとに、対処法をまとめて行きたいと思います。
「新学期から登校してほしい」
子どもが不登校になると、親御さんは「いつ学校に再び興味を持ってくれるかな」「気分が変わって新学期から登校してくれないかな」と期待を持ってしまうものです。
しかし、急な登校刺激は逆効果になることもあるため注意が必要です。「新年度」という世間の物差しで見るのではなく、あくまで「その子の心理状況」で再登校時期を探っていきましょう。
そして、子どもの心は思った以上に繊細です。「新学期だから親が再登校してほしいとそわそわしてる」ことも気づいている子も多く、「親の期待に応えられない自分」「せっかくのチャンスも逃している」という自己肯定感・自己効力感の低下にも繋がりかねません。
気持ちが落ち着いている子に再登校出来そうか聞いてみることは1つの方法ですが、不安定な子に再登校を持ちかけるとプレッシャーになるので避けるのがおすすめです。
「家庭内ルールを見直そうか」
不登校でゲームやスマホ依存がある子の場合、親は新年度から新しいルール運用を始めたくなる方も多いのではないでしょうか。
- 学校に行かない日はゲームしない
- YouTubeは1日3時間までにしよう
- ドリル2ページ出来たらお菓子を食べよう など
上記のようなルール運用が徹底できれば再登校に近づくはず!と思って運用したいと思いながらも、お子さんに反発されたり、うっかりテレビ視聴開始時間をチェックし忘れて時間が曖昧になってしまったりと、試行錯誤の連続かもしれませんね。
このような家庭内ルールは家庭教育においても重要ですが、ルール制定の仕方と、運用方法にはポイントがあります。
もし家庭内でのルール作りにお悩みがある方は、以前家庭教育推進協会で開催した今日から実践できるルールの決め方(スマホ・生活習慣編)のセミナー動画が参考になるかもしれません。
過去のセミナーアーカイブはこちらから視聴・購入が可能ですので、ご興味ある方はチェックしてみてくださいね。
不安な気持ちはお話会でスッキリ!
不登校のご家庭は、日々色々な状況になっては都度対応方法を考えて、日々悩みながら何とか乗り越えている方も多いと思います。そして孤独を感じ、暗闇を歩いているような感覚になる方もおられます。
そこで家庭教育推進協会では、定期的に《お話会》を開催しています。
- オンライン開催
- 家庭教育相談士へ悩み相談が出来る
- 不登校の親御さん同士、情報交換が出来る
家庭教育相談士は元々不登校の子のママさんが家庭教育を勉強してお子さんの再登校後も尚学び、資格試験に合格して認定されます。そのため、不登校や児童心理の知識はもちろん、不登校の辛さを身に沁みてわかっている方ばかりです。
どなたでも参加費無料で参加できるオンラインのお話会なので、日頃の生活でモヤモヤを抱えている、どう対応して良いかわからないという方はぜひご参加くださいね!
そしてお話会の後、当協会の賛助会員の方向けに懇談会を予定しております!
懇談会は少人数で、よりリアルに子育てのお話が出来るかと思います。
オンラインですがお気に入りのドリンクなども準備して、リラックスしてお話して頂けたらと思います。
本記事やお話会などを通じて、春の子育ての悩みが不安が少しでも軽くなったり解決出来ますように!