2025年が始まり、子どもたちも楽しかったクリスマスやお正月が終わり、今週から新学期が始まっています。今年も子どもたちの元気な笑顔をたくさん見たいものですね(^^)
家庭教育推進協会では、昨年に引き続きセミナーやお話会の主催、家庭教育相談士養成講座、家庭教育相談士試験など、家庭教育を推進していきます!
昨年も色々な事がありましたよね。皆さんも子育てに苦労した1年だったかもしれません。昨年の1年を振り返り、今年の目標を立ててみましょう!
2024年を振り返って
2024年を振り返ると色々なことがありましたよね。
社会全体で言うと、7月の東京都知事選での石丸伸二さんの躍進や11月の兵庫県知事選を見ていても、SNSの力が一層強まった感じがありました。
そして日々のカウンセリングでも、今年はSNSやスマホの力を一層強く感じた1年でもありました。
やはり、子どものゲーム・スマホ・SNS依存はより増えている印象です。学校や家庭でも色々と対策は講じていても、子どもの方が一枚上手というか、巧妙にロックを外したりしてうまく抜け道を見つけるんですよね…!
だから大人側も、本気で向き合わないといけないです。
「ゲーム・スマホは22時まで」と一度ルールを決めたのなら、それを徹底するように家庭教育していかなければいけません。
この「徹底する」という親の本気度が子どもに伝わると子どもも行動を変えてくれたりしますが、しかし親の本気度が伝わらないとなかなか変わることができません。
スマホもSNSも一時代前はなかったですよね。その点で、昔より現代の方が子育て難易度がとても上がっていると思うのです。ダラダラとスマホを見ない自律力や課金を我慢する忍耐力など、昔はこんなに必要なかったですから。
そんな現代だからこそ、家庭教育がより必要だとも感じるのです。
自律力や忍耐力、自信や自己効力感などの非認知能力は一朝一夕では身に着きません。なので、子どもの一番近くにいる親が、毎日毎日繰り返し伝えていくしかないんです。
来年以降、SNSやスマホ、ゲームはもっと子ども達の生活に浸透していくでしょう。だからこそ、電子機器との付き合い方、課金などの経済観念などをしっかり家庭で教えていくことがより重要になると思います。
「家族会議」で今年の目標を決めよう
「1年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、実はこれに似たことわざなどは英語や中国語など世界中にあるようですね。
つまり「心機一転して、気持ちをリフレッシュして取り組むこと」の効果や重要性を世界中の人が感じているということでしょう。
子ども達は「新学期の目標を学校で決める」などありますが、家庭ではどうでしょうか?今年はインフルエンザの感染者が過去最多となっています。年末年始にゆっくり家族で話し合う機会がなかった方も多いのではないでしょうか。
「今年の目標を家族で話し合いたいな」
そう思っている方もまだ間に合います!家族で新年の目標などを話し合ってみましょう。
しっかりとした家族会議の場づくりが難しい場合は、食卓を囲んだりしたタイミングで「学校始まったね~」といった自然な感じで切り出すのがおすすめです。
そして、子どもに目標を聞く前に「お母さんは昨年は〇〇だったから、今年は▲▲したいな~」のように、自己開示から始めると子どもが話しやすいですよ!
まとめ
「今年の目標を立てましょう」とお伝えしてきましたが、私個人的に今年の目標は「ゲームをやり込む」です。
「ゲーマーなんですか?」とツッコミが入りそうですが、実はゲーム依存の子とコミュニケーションする際にゲームをどこまで知っているかがかなり重要だからです。
フォートナイトにしろスプラトゥーンにしろマイクラにしろ、「ちょっと知っている」程度だと、やはりその子の心を開ききれてない感じがするんですよね。
一方でこちらもゲームをやり込んでいると「仲間」として認定してもらえるというか、本音で話してくれる度合いが断然違うのを肌で感じています。
そうやって本音で話せる信頼関係を作ってから、生活習慣改善などについて話をすると、受け入れてくれる確率も高くなるんです。
なので、本気でゲームをやり込んでいるかがカウンセリングの上でも重要なので、協会の公認心理師たちで集まってゲーム研修をしているくらいです。
「国家資格者たちが集まってゲーム研修!」と驚かれるのですが、それくらい1人1人の子にコミットするため日々励んでおります!
新学期も始まり、不登校のお子さんがいらっしゃるご家庭は憂鬱な日々が続いているかもしれません。不登校や子育てで悩んでいる方は専門家のアドバイスをもらい親の対応を学びましょう。
「今年は〇〇を頑張ってみよう」とはっきりした目標ができると前を向いて今年も頑張れますよ!